音楽専門学校のドラムコースで学べるカリキュラムの一例や、将来目指せる職業・進路についての情報をまとめました。
ベースと共にリズムの基盤部分を担うドラム。音楽専門学校のドラムコースでは、正しいスティックグリップ・フォーム・リズムキープなどの基礎はもちろん、身体を使ったリズムワーク・ステージングなどを学んでいきます。
とくにドラムはバンドのサウンドを大きく左右する重要なポジションであるため、他楽器とのアンサンブルを通して多種多様なリズムに対応できるスキルを身につけることが大事。コード進行・音楽の仕組み・スケールなどの理論をマスターして表現力を磨き、自分なりの個性をドラムで表していくスキルも大切です。
ドラマー・バンドメンバー・サポートメンバー・スタジオミュージシャン・ツアーミュージシャン・作曲家・アレンジャー・サウンドプロデューサー・インストラクター・楽器テクニシャンなど |
ドラムコースを専攻してデビューを志す人は、バンドのドラマーとしてプロを目指すのが一般的。ライブ活動はもちろん音楽専門学校が主催するオーディション等に参加したり、レコード会社にデモテープを送るなど、積極的な活動がデビューへの近道となります。ボーカルに自信がある人は、ドラムボーカルとして個性を発揮することも可能です。
スタジオミュージシャン・サポートメンバー・ツアーミュージシャンとしてのドラマーを目指すなら、「苦手ジャンルを作らない」ことが大事。どんなジャンルの音楽にも即座に対応できる柔軟性とアレンジ力が、プロドラマーとして必要なスキルとなります。
演奏フォームやスティックさばきをマンツーマンで指導してもらえる専門学校・横浜ミュージックスクール。コンピューターによる音楽制作(DTM)を必修科目として学べるほか、アンサンブル形式のレッスン「セッションワーク」も選択できます。また、ライブハウスでの演奏といった学外での音楽活動を単位として認定してくれるというから驚きです。
費用:約246万円 定員:80名
講師:学生2人に1教員
正しいリズムで楽曲を支える「ドラマー」のセンスやスキルを磨ける専門学校です。自分自身の演奏スタイルを確立させるレッスンや、バンド音楽を学べる実習などが効率的に学べます。他学科とコラボできるカリキュラムもあり、楽しみながら通えること間違いなし。
費用:約278万円 定員:80名
講師:不明
ESPミュージカルアカデミーは、ドラマーとして効率的に体を使えるように訓練する「フィジカルトレーニング」が特徴的です。ソロでもバンドでも、自分がアーティストとして進みたい方向へ後押ししてくれる充実したレッスンが◎。
費用:280万円 定員:400名
講師:学生10名以下に1教員