音楽専門学校「国立音楽院」のコースと学費、講師についての情報をまとめました。
「音楽を学びたい」という人を全力でバックアップする、日本最大級の音楽専門学校「国立音楽院」。
授業はオープンシラバス制で、入学は1年を通していつからでも可能。全学科において夜間部を設置しているのも特徴です。
プロ講師陣による高度なレッスン
国立音楽院の講師陣は、それぞれが各分野のプロフェッショナル。高度な専門技術や知識はもちろん、音楽業界のリアルな情報まで幅広く学ぶことができます。生徒1人1人の個性を重視するマンツーマンレッスンは、レベルに応じた丁寧な指導が特徴。初心者~経験者まで、どんな人でも楽しみながら音楽を学べる環境を提供しています。
使い放題の充実した設備
国立音楽院は設備も充実しており、50にもおよぶ練習室・スタジオを完備しています。たとえばピアノに関しては、演奏練習用のほかに調律・修正練習用など70台ものピアノを設置。プロミュージシャン・ボーカリストを目指す人には、レコーディングスタジオ・キーボードルーム・ライブ会場(KMAパラダイスホール)などもあり、在校生ならすべて自由に使うことができます。
学科・コース | ■リトミック本科 ■ピアノ演奏科 ピアノ音楽講師コース・ピアノプレイヤーコース ■エレクトーン科 ■ギタークラフトリペア科 ■ドラムカスタマイザー科 ■作曲アレンジ科 ■シンガーソングライター科 ■プロミュージシャン科(ロック・ジャズ) |
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カリキュラム | コード・アナリーゼ・実践講座・バンドアンサンブル・ロックセッション・フィンガートレーニングなど |
学費 |
2,380,000円~ ※教材費不明 ※昼間部 ■作曲アレンジ科・シンガーソングライター科・プロミュージシャン科・ウィンドオーケストラ科・弦演奏科・和楽科・ミュージカルバレエ部
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生徒募集要項 | ■入学資格:とくになし ■定員:約400名 ■入学方法:試験なし |
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■卒業生
■進路とサポート
国立音楽院で学んだ卒業生の多くは、その道のプロフェッショナルとして音楽業界で活躍。ただしどちらかというと就職の方に強く、シンガーやプロミュージシャンのためのオーディションを頻繁に開催しているワケではないようです(大手レーベル・プロダクションも参加するセレクション・ショーケースLIVEは年2回)。オープンシラバスで他科のカリキュラムを自由に学ぶことができるため、エンジニアなどの資格を取る人も。
オープンキャンパスでは、各学科や入試内容に関する説明をはじめ、学生ガイドによるキャンパスツアー、レッスン見学などを行なっています。中でも注目したいのが「ジャズワークショップ」。普段、国立音楽院の学生たちに教えている講師陣の指導を体験することができるのです。また、各学科の専任講師たちが個別で相談にのってくれる時間がたっぷりと確保されているので、入学前の疑問や悩みを投げかけてみてはいかがでしょうか。
音楽療法を学びたいと思い、国立音楽院へ入学。実技ではクラシックとポピュラーを学ぶなど、学科にとらわれず自由に授業を選択できるスタイルが良かったです。将来に関してのアドバイスも充実しているので、目標を持って毎日勉強できました。
ロックを中心に幅広いジャンルの音楽に触れたくて国立音楽院を選びました。レッスンでは上達するためのヒントを毎回のように見つけることができ、日々スキルが向上しているのを実感。教わったことを応用しつつ、自分の考えもぶつけられるセッションの授業なども刺激的でした。
自分の好きな科目を自由に選べるオープンシラバスに惹かれて入学。ライブホールやスタジオなど素晴らしい環境が整っており、練習1つにしても本格的でした。講師の方々も個性豊かで実績・実力も確か、アドバイスを受けながら自分なりの音楽づくりに取り組んでいます。
「本気で音楽を学びたい!」という気持ちを抱いている人にとって、とても良い環境でした。先生方もよく面倒をみてくださいましたよ。国立音楽院で専門的なことを学べたおかげで、改めて入学した音大でも周りとは経験の差をつけられていたと思います。
授業のバリエーションが豊かで、実践的なスキルを身につけることができます。技術面に限らず、コミュニケーション能力も成長させてくれました。たくさん学んだ国立音楽院での日々は、私にとって大切な宝物です。
所在地 | 東京都世田谷区池尻3-28-8 |
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アクセス | 東急田園都市線「三軒茶屋駅」徒歩8分 |
いつでも編入や入学ができる体制や夜間部の設置が国立音楽院の特徴ですね。でも、個人的には「オープンシラバス制」が魅力的だなぁ。学科や専攻に縛られることなく、学びたいことを学べると音楽を純粋に楽しめるし、今後の音楽人生にも活きると僕は思います。「もうここに決めちゃいたい!」って人もいるかもしれないけど、大事な決断なので、いろんな学校の情報を集めてから決めるのが得策ですよ!