音楽専門学校ではどのようなデビュー・進路サポートが行われているのかを調査しました。
音楽専門学校の多くは、学生のデビューや進路のサポートを行っています。しかし、学校によってサポートの内容はさまざま。学んだことを夢や将来に繋げていくためにも、しっかりと情報を集めて学校選びをしてください。
音楽専門学校で学ぶメリットの1つに、さまざまなオーディションを受けられるというものがあります。音楽専門学校の多くは制作会社・プロダクション・レーベルなどと提携し、新しい才能を発掘するためのオーディションを開催。こういったオーディションには業界の関係者が多く訪れるため、実力が認められれば在学中でもデビューすることが可能です。
ただし、オーディションへの参加希望人数が多すぎると、なかなかチャンスに恵まれないこともあるようです。オーディションを希望する人が必ずエントリーできるかどうかも、音楽専門学校を選ぶ際の決め手となるでしょう。また、行われているオーディションの数にも注目。年に数回しかオーディションがない学校よりも、毎月オーディションが行われている学校の方がチャンスは多くなります!
「音楽専門学校は就職に弱い」というイメージがあるかもしれませんが、今の音楽専門学校はほとんどが就職サポートに力を入れています。音響・照明などのスタッフ系だけでなく、ギター・ドラム・ベース・キーボード・ボーカルといったミュージシャン系の就職情報を多数取り扱っている学校を選ぶとよいでしょう。音楽に携われる職業は非常にたくさんあるため、求人情報の中から目標となる職業を見つけることができた、というケースも少なくありません。
就職サポートでは求人情報の提供だけでなく、履歴書やエントリーシートの書き方、面接対策も行ってくれていると安心。専門学校の就職担当スタッフは音楽業界の人がどんな人材を求めているかを熟知しているため、採用につながる有益なアドバイスを受けることができますよ。
音楽専門学校出身者の進路は人それぞれ。メジャーデビューを目指す人だけでなく、学んだスキルを活かして一般企業に勤めるケースも多いものです。右の図は、横浜ミュージックスクールにおける卒業生の進路の比率です。
音楽専門学校にはデビューを目指す人が多いですが、在学中に確実にデビューできるというワケではありません。
そのため、音楽専門学校を選ぶなら卒業後も継続してサポートを行っているところを選ぶと◎。卒業後もさらに技術を高めたいという場合に対応できる上級コースや、留学・大学への編入制度なども整っていると安心ですね。
よくある「フリーターでバンドやってます」的な感じだと、親も心配みたいだし…。