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音楽専門学校選びの比較ポイント

このカテゴリでは、音楽専門学校を選ぶ際に重視したい「費用」「講師・カリキュラム」「デビュー・進路サポート」の3つについて詳しく解説しています。

費用

音楽専門学校にかかる費用のチェックは、初年度納入金と2年次以降にいくらかかるかを確認します。納入金に含まれているのは、入学金・授業料・実習費用・施設整備費・その他(諸経費など)。それ以外にかかる費用(教材費など)があるかどうかも、きちんと調べておいた方がいいでしょう。また、都道府県からの認可を受けている「認可校」は比較的学費が安く、学割がきくなどのメリットがあります。

講師・カリキュラム

音楽専門学校で満足のいく授業を受けられるかどうかは、講師の良し悪しによって決まります。そのため、どんな講師がいるか・カリキュラムの内容に見合った講師はいるか、をチェックしておくことは非常に重要です。また、憧れのミュージシャンが講師となっている学校もありますが、本当に講義を受けられるかどうかも要チェックです。

カリキュラムについては、自分が学びたいことを十分に学べるかどうかが重要。同じギターコース・ボーカルコースでも、学校によってカリキュラムの内容は大きく異なります。なかには学びたいジャンルと関連性の薄いカリキュラムが含まれている専門学校もあるようなので、慎重に情報を確認してください。

デビュー・進路サポート

プロのミュージシャンになりたい、音楽業界に就職したいと考えているなら、音楽専門学校のデビュー・進路サポート内容はかなり重要ポイント。せっかく学んだことをムダにしないためにも、夢を実現するためのサポート体制が万全な学校を選ぶようにしましょう。デビューサポートに関しては、オーディションに参加できるかどうかをチェック。なかには人数が多すぎてチャンスが回ってこない・・・なんて学校もあるので注意が必要です。就職に関しては専門の部署やスタッフがいるかどうか、アドバイスを積極的に受けられる環境かどうかを確認しておいてください。

グローバルに活躍できる音楽プログラム

音楽専門学校では、日本だけでなく海外でも活躍できる人材を育成できるようにさまざまなプログラムが用意されています。日本にとどまらず広い視野で活躍したい、幅広い芸術や音楽に触れてみたいという人はぜひ、国際的なプログラムにも注目してみてくださいね。

海外研修プログラム

音楽専門学校の中には、海外でのレッスンや異文化コミュニケーションが受けられる「海外研修プログラム」を取り入れている学校があります。1週間~2週間程度の日程で行われることが多く、比較的手軽に参加することができます。

また、事前にオリエンテーションや説明があり仲間と共に参加できるため、海外に行ったことがない人でも安心。プログラム内容は学校や学科により異なりますが、世界で活躍している講師からレッスンを受けることができたり、海外の姉妹校と交流できたり実力アップにつながるところも嬉しいポイントです。

海外留学制度

より専門的な環境で世界に通用する音楽を学びたい人のために、ハリウッドやイギリス、カナダなどの提携している学校へ留学制度を設けている専門学校もあります。留学期間は1~3年程度で、観光ビザや修学ビザを取得します。また、どのようなことを学びたいのが相談しながら、プログラムを選択することができます。さらに、留学しながら学位を取得することできるプログラムが用意されている場合もあり、実績として残すことも可能です。

留学を希望する場合には、留学先の学校の条件をクリアし面接などを受ける必要がある場合も。また、語学能力が必須となる場合もあるため、留学を検討している場合には、早めに動いておくことが大切です。

国際交流ができる!留学生受け入れ制度

日本にいながら国際交流をしたい場合には、世界各国の姉妹校や提携校から留学生の受け入れを行っている音楽専門学校がおすすめです。

国際交流ライブなどのイベントや日本の四季折々のイベントを通してさまざまな国の仲間と交流することができ、とても刺激的。また、学習面でも海外の技術や音楽の良さを吸収できるチャンスが広がりますよ。

海外留学の資金はどうしたらいい?

海外に留学をしてスキルアップをしたいけれど、その分の資金が不安という場合には奨学金制度や教育ローンを使用することができます。違いや特徴は次にまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。

奨学金制度

独立行政法人の「日本学生支援機構」では、留学をしたい学生向けの「海外留学奨学金」制度を設けています。海外留学奨学金は主に2つの種類があり、渡航前に日本で募集を受け付けているタイプと、渡航後に現地の大学や研究機関で募集を受け付けているタイプです。

ほとんどの場合が前者で、語学力や成績、学歴など細かく設定された条件をクリアすることで初めて申請することができます。また、日本で募集されている海外留学奨学金は、ほとんどが返還する必要がない給付タイプとなっており、人気が高いと言われています。そのため、国内で給付を受けるにはかなりの倍率を突破する必要があるそう。

一方で、留学先の現地で海外留学奨学金の申請を受ける場合も、自国の学生や発展途上国の学生など状況的に困難な学生の方が優先されるとも言われています。

そのため奨学金制度の利用を検討している場合は、日本学生支援機構の海外留学奨学金検索制度を利用して、こまめに情報をチェックするといいでしょう。留学を希望する国を指定することで、さまざまな奨学金プログラムを検索することが可能です。

教育ローン

一般銀行やクレジットカード会社が運営している「教育ローン」でも、海外留学資金用のローンを組むことができます。どのくらいの資金を調達してローンを組みたいのか相談をし、金利などを含めて検討することができます。

また、国が資金援助している「日本政策金融公庫」にも「教育ローン」があり、海外留学のために利用することも可能です。日本政策金融公庫は、海外留学の場合一定条件をクリアすれば450万までの貸与を受けることができます。また、固定金利なので長期ローンでも安心して借りることができ、世帯年収などによっては優遇を受けられることもあるようです。

専門学校独自のフォロー体制も

海外留学を検討している学生の成績が優秀な場合や技術が優れている場合には、援助を受けて留学をすることができる特待生制度を設けている場合があります。

また、音楽専門学校が独自で教育ローンや資金繰りを提案してくれるケースもあり、安心して留学することができます。

他にも、専門学校によっては海外留学について気軽に相談できる窓口が設けている場合や、定期的に留学したい学生向けのオリエンテーションを開いている場合があります。疑問や不安を取り除きながら、自分に合った方法で海外留学の計画を進めていくことができるようになっています。

参考:

『奨学金の制度』日本学生支援機構
http://www.jasso.go.jp/shogakukin/seido/index.html

『教育ローン』日本政策金融公庫
https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/ippan.html

音楽専門学校に入学するには

音楽の専門学校に入学するためには、どのような方法があるのでしょうか?ここでは、気になる出願の方法や必要なスキルについてご紹介します。

音楽のスキルや経験は必要?

音楽の専門学校への入学を希望するには、音楽のスキルが必要というわけではありません。ほとんどの音楽専門学校が応募資格として音楽のスキルを問うことがありません。その代わりに、音楽を勉強したいという思いや将来の目標などを重視します。そのため、これから音楽を学びたいという人や将来音楽業界で活躍したいという人に向いています。

主な出願方法を比較!

音楽の専門学校に入学したいと決めたら、出願する方法を選択する必要があります。主な出願方法は次の3つです。それぞれメリットとデメリットがあるので、比較しながら検討してみてくださいね。

得意分野がある場合は「OA入試」

原則として学校からの推薦が必要なく、各音楽専門学校が提示している出願の条件さえ満たしていれば自由に出願することが可能です。一般入試や推薦入試に先駆けて募集や試験が行われるため、OA入試を希望する場合は早くからチェックしておく必要があります。専門学校や大学との専門学校によっては、オープンキャンパスや説明会への参加を条件としている場合もあるようです。

また、OA入試は専門学校により選考方法が異なるところも大きなポイント。グループディスカッションやパフォーマンスなどユニークな方法を取り入れている場合もあります。多くの場合は面接での受け答えや人柄を重視する傾向があるため、他の出願方法と比べて今までのスキルをアピールしたい人や熱い思いを伝えたい人に向いています。

他にも、OA入試で合格した場合、専門学校によっては入学までの期間にレッスンなどを受けられる特典がついている場合もありますよ。

学校からの推薦が必要な「推薦入試」

現在、在籍中の高校での推薦基準を満たしており、推薦書の提出が可能である場合に使用できる出願方法です。それに加えて、音楽専門学校の提示する出願の条件をクリアしている必要があります。この条件は専門学校によりさまざまで、評定平均値が設けている場合や部活動などでの取り組みが評価される場合もあります。また、高校新卒者を対象としており、推薦という特質上他の大学や専門学校との併願ができません。そのため、この出願方法は他の方法と比べると、使用できる人が限られています。

推薦入試は、学校からの書類選考のみで合否が決まる場合と書類選考と面接で合否が決まる場合が多いです。そのため、評価できる高校生活を送ってきた場合にはとても有利な方法となります。

枠が大きい「一般入試」

もっとも一般的な出願方法で、他の出願方法よりも枠が広いところがポイント。音楽専門学校の提示する出願の条件をクリアしていれば、年齢や経歴問わず出願することができます。また、一般入試のみ大学や短期大学との併願ができるところもメリットです。まずは、期限内に入学願書を提出し、書類選考が行われます。その後、面接や論文、筆記試験などがあり、これに合格することで入学することができます。願書を提出した専門学校が遠い場合は、書類のみで選考を行うなどの配慮を実施している場合もあります。

他の学校や大学との併願ができるのは一般入試のみ

併願とは、希望している音楽専門学校以外にも願書を提出することです。併願はどのような場合でもできるわけではありません。とくに、推薦入試やOA入試の場合は単願を指定される場合がほとんどです。

また、一般入試の場合は併願ができる場合もありますが、専門学校ではなく短期大学や大学のみなどという指定や併願先の合否判定が分かる日にちの指定などがあることが多いです。さらに、併願をする場合には併願をしているという手続きや報告などをする必要があります。

編入制度はあるの?

2年次や3年次か学習をスタートさせることができる、編入制度を設けている音楽専門学校もあります。編入制度を利用する場合にも、出願の条件をクリアしている必要があります。大学からの編入の場合には、在籍期間内で終了するべき課程を終わらせている、短期大学の場合は卒業見込みであることをチェックされる場合が多いです。また、大学に在籍していなくても、出願の条件に見合う能力があれば、選考を受けることが可能です。

他にも、音楽専門学校が提携している高校や大学からの編入の場合は、有利な条件で編入できる場合もあります。

留学生が受験することは可能?

海外の教育機関や大学と交流している音楽専門学校の場合、留学生の受け入れを積極的に行っている場合があります。

留学生の場合も、提示されている出願の条件をクリアしていれば願書を提出することが可能です。また、留学生の場合には通常の条件に加えて、日本語能力のスキルや日本語学習を受けているかということが問われる場合もあります。そのため、入試では面接や書類選考に加えて日本語能力テストを取り入れていることが多いです。

グローバル化が進む中で、留学生の受け入れをしている専門学校は増えており、それに伴い多言語対応などのさまざまなサポートを取り入れている専門学校も増えています。