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音響・照明スタッフの専門学校

音楽専門学校に設置されている、音響・照明などのスタッフ系コースのカリキュラムを調査しました。

音響・照明など音楽学校のスタッフ系コースで学べること

音楽専門学校のスタッフコースでは、音響(PA)・照明・ローディー(ミュージシャンアシスタント)など、アーティストのライブやコンサートを支える人材を育成。音楽やミュージシャンの魅力をより際立たせる音と光の演出や、裏側での立ち回りなどを実践的に学んでいきます。

音響・照明などにはそれぞれ専用の機材が数多くあるため、それらの使い方をしっかりマスターしてくことが重要。音楽専門学校には本番さながらのライブステージや音響・照明設備が揃っているため、プロの現場と同様の環境で技術・知識を深めていくことができます。これらは独学ではなかなか学べないことばかりなので、即戦力として業界で活躍したいなら技術・スタッフ系コースへ入学するのが一番でしょう。

カリキュラムの一例

  • PA実習
    マイクやミキサーといった音響機材の基本操作から、マイクセッティング・ケーブル巻きなどのPAオペレートテクニックを習得するカリキュラム。音声のチューニングや加工処理など、専門技術もしっかりと学びます。
  • 照明実習
    調光卓やパーライトといった照明機材の基本操作から、吊り込み・ピンスポット・ムービングライト演出・パッチ方法など一連の技術を学ぶ授業。機材の構造を知ることで、メンテナンス法についても修得していきます。
  • 楽器基礎知識
    ライブやコンサートなどのステージで使われる、さまざまな楽器について学習。楽器の構造だけでなく転換方法・セッティング・調整方法などを理解することは、ローディーにとって必要不可欠なスキルです。

目指せる業種・職種

PAエンジニア・音響監督・ライティングエンジニア・ライティングディレクター・ローディー・コンサートプロモーター・イベントプランナー・舞台監督・ライブハウススタッフ・ツアーマネージャーなど

PA・照明・ローディーなどのスタッフに特別な資格は必要ありませんが、ライブやコンサート演出を請け負う会社ではある程度の技術力・知識を持った即戦力を求めています。照明なら「照明技術者技能検定」、PAなら「舞台機構調整技能士(国家資格)」などを取得しておくと知識・技術力のアピールとなり、就職に有利となるでしょう。

最初は1スタッフからスタートし、キャリアを積んでディレクターやプランナーへとステップアップしていくことも可能です。また、アーティストやスタッフのスケジュールを管理するツアーマネージャーや、ライブハウスの運営全般に携わるスタッフになる人もいます。

音響・照明コースのあるおすすめ音楽専門学校
日本工学院ミュージックカレッジ

日本工学院ミュージックカレッジ_サイトキャプチャ画像

音響芸術科では、レコーディングエンジニアとして活躍したい人に現場スキルを伝授。基礎からはじめられるレコーディング実習を通して、即戦力になれるエンジニアを育てています。就職に有利な音響系の資格取得も目指せるところも◎。

費用:約272万円 定員:80名
講師:少人数に1教員


東京ビジュアルアーツ

東京ビジュアルアーツ_サイトキャプチャ画像

音響・照明・録音の機材を使いこなし、最高な演出ができる人材育成を目標に掲げているのが「東京ビジュアルアーツ」。ライブやイベントで実際に活躍しているプロが、現場で身につけたノウハウを教えてくれます。

費用:約278万円 定員:80名
講師:不明


尚美ミュージックカレッジ専門学校

尚美ミュージカルカレッジ_サイトキャプチャ画像

尚美ミュージックカレッジ専門学校では、ライブやコンサートを裏側で支える技術力を養う「音響・映像・照明学科」を開設しています。コンサートPA・レコーディング・映像制作・照明などをまんべんなく学び、1人ひとりの可能性を拡大。すべてを経験したうえで進むべき道が決められる音楽専門学校です。

費用:272万円 定員:100名
講師:不明