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ミュージシャンを目指す音楽専門学校について

音楽が好きで、「将来はプロのミュージシャン・アーティストになりたい!」と努力を続けている人は多いと思います。もちろん、楽器演奏や歌は独学でも学ぶことは可能。しかし、ほとんどの場合は基礎が固まっていない自己流になってしまい、ある一定のレベルから上達しない・・・といったケースが多いようです。

音楽を仕事にしたいと思うなら、やはり音楽専門学校でしっかりと基礎を学ぶことが大事!専門学校ではプロとして必要不可欠な音楽理論・読譜・コードなどの知識を習得できるだけでなく、専門講師による丁寧なレッスンが受けられます。プロの技術を目の当たりにすることは音楽を志す者としてよい刺激となりますし、一気に技術力を高めることも可能です。音楽専門学校で学ぶことで、夢や進路が広がるというメリットもアリ!ジャンルごとに目指せる職業の一例をまとめてみました。

ボーカル

腹式呼吸などの呼吸法、チェストボイスやファルセット(裏声)のような発声法、シャウトなどの歌唱法といった歌の基礎トレーニングを中心に、個性や音楽性をアピールするためのテクニック・パフォーマンス能力などを学んでいきます。

目指せる職業:バンドボーカル・ギターボーカル・シンガーソングライターなど

ギター

ギタリストとして必要なテクニックや知識を習得するのは勿論、技術力を磨くだけでなく、楽曲に自分ならではの個性・魅力を持たせるための感性・表現力を身につける方法を学びます。

目指せる職業:ギタリスト・スタジオミュージシャン・作曲家など

ベース

音楽理論・基礎技術をしっかりと身につけ、様々な表現に対応できる感性と技術をアンサンブルレッスン等を通して磨きます。

目指せる職業:ベーシスト・バンドメンバー・サウンドプロデューサーなど

ドラム

正しいフォーム・スティックグリップ・リズムキープなどの基礎はもちろん、身体を使ったリズムワーク・ステージングなどを学んでいき、コードやスケールなどの音楽の仕組みを理解し、自分の個性をドラムで表現するためのスキルを学んでいきます。

目指せる職業:ドラマー・ツアーミュージシャン・インストラクターなど

ピアノ・キーボード

クラシック・ジャズ・ポップスなど、様々なジャンルで幅広く活躍できる知識・スキルを持ったキーボーディストおよびピアニストとなるべく、鍵盤テクニック・奏法などの基礎や、楽譜を見てすぐに演奏できる力、制作能力・プロデュース力も総合的に身につけていきます。

目指せる職業:作曲家・編曲家(アレンジャー)・マニピュレーターなど

シンガーソングライター

作詞・作曲・ボーカルのすべてをトータル的に学び、実際に作った曲を披露することで実力やパフォーマンス力を養うことができます。

目指せる職業:コーラスアーティスト・サウンドクリエイター・作詞家など

作曲・クリエイター系

作詞・作曲をするために必要な基礎理論を習得し、ギターやキーボードといった楽器の演奏能力を伸ばすことで、楽曲制作のいろはを学んでいきます。

目指せる職業:CM音楽クリエイター・サウンドディレクター・音楽監督など

技術スタッフ系

実際にステージに立ってパフォーマンスをする訳ではなく、音楽やミュージシャンの魅力を音と光の演出によって際立たせるために、裏側での立ち回りなどを実践的に学びます。

目指せる職業:PAエンジニア・音響監督・ライティングエンジニアなど

音楽専門学校で楽典・ソルフェージュを学ぼう

ソルフェージュとは、簡単にいうと「音楽理論」のことです。どのような世界でも、基礎、基本となる技術や知識を身につけることは、プロになるための最低限の条件だとされています。

音楽の世界で食べていくことができるようになりたい、プロのギタリストやボーカリスト、オーケストラの演奏家になりたいといった目標を実現したいなら、ソルフェージュの習得は不可欠です。

音楽専門学校で学ぶことができますので、まずは専門学校で基礎を身につけましょう。

ソルフェージュとは音楽の基礎理論のこと!

ソルフェージュはフランス語で、音楽の基礎理論を意味する言葉です。おもに「楽譜を読み取る能力」「音を聞いて楽譜に起こす能力」「リズムや音と音の関係、相性を理論的に理解して実践する能力」を育てるために学びます。

楽譜を正確に読み取るための知識

楽譜は、音楽というものを他人と共有するためのツールです。

音符と休符、リズム、音の高低、長短のすべてを楽譜に書き込むことで、遠く離れた異国の地であっても、その曲を一度も聞いたことがない人が見ても、どういう音楽か理解し、再現することができます。

古今東西の音楽を理解するために、楽譜を読む力は必須です。特殊なルールにもとづいて作成された楽譜を理解するためには、専門的な勉強が欠かせません。

楽譜がわかれば耳コピや作曲もできる

ソルフェージュを学び、楽譜を読み取る力を養えば、楽譜を見てその場で演奏できるようになります。

また、聞き取った音を楽譜上でどのように表現すればよいのかがわかれば、いわゆる耳コピをしたり、ふと思いついたメロディを譜面に起こして作曲したりすることも、できるようになるのです。

音と音の関係性を理論的に考える

ソルフェージュでは、幅広く音楽理論を学びます。

たとえば、どの音とどの音が一緒に鳴ると心地よく聞こえるのか、逆にどの音とどの音が合わさると不協和音になってしまうのか、音楽理論では定義されているのです。

音と音の関係を正確に理解することができれば、曲のよさを活かすハモリやアドリブも可能になります。

ただ叫んだだけ、ただ楽器をかき鳴らして音を出しただけでは、音楽にはなりません。ソルフェージュを身につけることで、人が聞いて心地よくなったり、感動したりする音楽をつくることができるようになるのです。

「楽譜が読めない演奏家」に仕事はこない

圧倒的な才能がある一部の天才を除けば、音楽で生活している人は例外なくソルフェージュを身につけています。

楽器演奏のプロとして食べていきたいなら、楽譜は読めて当たりまえだと思っておきましょう。

基本的に、バンドを組んでいてだれがどの楽器を弾くか決まっているアーティスト以外の音源は、CMソングも、アイドルの曲も、スタジオミュージシャンをはじめとするプロの演奏家を呼んで録音をしています。作曲家が曲をつくり、その楽譜をもとに必要な楽器のプロが依頼を受けて演奏することで曲ができるのです。

たいていの場合、スタジオミュージシャンはレコーディングの当日に楽譜を渡され、その場で演奏することになります。もし、楽譜が読めなければ、録音どころの話ではありません。

プロにとって、楽譜を読むことは仕事の一環なのです。ギター、ベース、ドラム、ピアノ、キーボード、ロックやクラシック、オーケストラであっても、プロとして仕事をするためには、ソルフェージュが必要になります。

音楽理論の習得は音楽で食べていくうえで一生の財産になる

ソルフェージュは、非常に難しいため独学はおすすめできません。その点、音楽専門学校なら、わからないことがあればすぐに質問することができます。

同級生もいるため、モチベーションも保ちやすいはずです。

ソルフェージュは、一度身につければ一生役に立ちます。

将来音楽の道で食べていきたいなら、どこの音楽専門学校で学ぶか、よく考えて選びましょう。